ヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花)

Ranunculus yatugatakensis


ヤツガタケキンポウゲ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 キンポウゲ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     茎はあまり枝分かれしない。
     根出葉は3つに深く裂けた後、さらに3つに裂け、裂片は線形になる。
     花は黄色で、茎頂に1個つき、直径1〜1.5cm程度。  

  • 分布・生育地

  •  長野県(八ヶ岳)(固有)
     高山の湿った岩上にごく稀

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年7月19日 長野県八ヶ岳

  • 撮影記

  •  数年前、この花を撮影に八ヶ岳に出かけたが、暑さによる疲労と難所のため引き返してしまった。
     2004年の夏、今度は山麓の山小屋に泊まって再チャレンジした。
     登山道を外れると歩く人もなくわずかな踏み跡だけ。途中何度も沢を渡り、滝を高巻きし目的地にたどり着くと、この花は湿った岩上にわずか数株だけ花をつけていた。
     下界は35度を越える猛暑にかかわらず、谷から吹き上げる風はひんやりするほど涼しかった。

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