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- 科名・属名 : キントラノオ科 ヒイラギトラノオ属
- 特徴 :
高さ2〜4mの常緑低木。栽培逸出。
葉は対生、葉身は楕円形、長さ3〜7cm。先は円いか少し尖り、基部はやや円形で全縁。表面は光沢が強く、無毛か軟毛が散生し。
花は桃色で径3〜4cm。
果実は円形、径2〜3cm。
- 分布・生育地 :
栽培逸出(西インド諸島〜熱帯アメリカ原産) 林縁
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2014年9月3日 沖縄県西表島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、以下全て 同 上
- 撮影記 :
ある木本の花の撮影に入りこんだ林下、何とか花を撮影し藪から出ると、林縁にこの花が咲いていた。
どうみても自生種ではないが、民家が近くにあるわけではなく、1株しかなく植えた様子でもないので逸出種として撮影した。
名前を調べたが不明、帰化種なので放置していたが、南西諸島の樹木に詳しい「琉球の樹木」(大川智史、林 将之著)(文一総合出版)をながめていたらこの花の記述があった。果汁がアセロラドリンクとして売られている果樹のようだ。
他の図鑑では帰化種として載せられていないので、ここに咲いていた花も捨てられたものが一時的に根付いただけかもしれない。
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