ビロードヒメクズ(天鵞絨姫葛)

Atylosia scarabaeoides


ビロードヒメクズ

  • 科名・属名
  • : マメ科 ビロードヒメクズ属

  • 特徴

  •  細いつる性の1年草。
     全体にびろーど状の毛がある。
     葉は3小葉からなり、小葉は倒卵状長楕円形〜長楕円形で、長さ1〜4cm。葉脈は凸出し、裏面に腺点が多い。
     花は葉腋について総状花序となり、黄色で長さ約1cm。
     莢果は長楕円形で、長さ約2cm。褐色の毛が密にあり、種子は2〜3個

  • 分布・生育地

  •  沖縄  草地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年9月12日 沖縄県石垣島
     中・花 2009年9月28日   同 上
     下、左右   同 上

  • 撮影記

  •  沖縄にはマメ科の植物が多いうえにバライティ豊かで、「琉球植物誌」の記述を見てもなかなかイメージは湧かない。それでも、各島で色々な花を目にし、未見の花も少なくなってきた。
     秋、いつも訪れる海岸の風衝草原、大した期待もせずに歩いていると、出会ったことのない黄色のマメ科の花が目に入った。花だけでなく柔らかそうな毛を密生した豆果も付いている。琉球植物誌の記述を思い浮かべても名前は出てこない。帰って調べるとこの花のようだ。
     全く情報の少ない花でも、会いたいとの気持ちを持ち続け努力すると、いつか出会うことができる、そんな気がする。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

莢果