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- 科名・属名 : マメ科 タヌキマメ属
- 特徴 :
匍匐性の多年草。
葉は3小葉からなり、小葉は長楕円形〜倒卵形、長さ約3cm、幅約2cm。先は凹頭〜微凸頭、側小葉はやや頂小葉よりやや小さい。葉柄は約3cmで小葉は無柄。
花は葉腋に長さ7〜8cmの総状花序となり、蝶形で黄色、長さ6〜7mm。
果実(豆果)は倒卵形〜球形、長さ約6mm、幅約4mm、圧毛を密生し、中には2個の種子が入る。
- 分布・生育地 :
沖縄 (国外:台湾、中国(南部)、熱帯アジア) 岩礫地
- 花期 : 10〜11月
- 撮影月日・場所 :
2015年10月7日 沖縄県島尻郡 中、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
隆起石灰岩の岩場の上を覆うように黄色のマメ科の花が広がって咲いていた。
本土にもマメ科の植物は少なくないが、南西諸島に来てみるとその種類の多さにびっくりする。
図鑑にも写真や絵が載せられていないものが多く、説明の記述だけで現物を想像するのは難しい。
花仲間に教えられたこの花も、和名から想像したものとは異なり、地上を這う植物とは思いもしなかった。
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