エノキマメ(榎豆)

Flemingia macrophylla var. philippinensis


エノキマメ

  • 科名・属名
  • : マメ科 エノキマメ属

  • 特徴

  •  草丈15〜70cmの匍匐性低木。
     若枝には稜があり、褐色の毛が密生する。
     葉は3小葉からなり、小葉は長楕円形〜楕円形、長さ3〜10cm、幅2〜3.5cm。頂小葉と側小葉はほぼ同大で、表面には短い白毛が、裏面には伏した長毛が密生する。葉柄は長さ1.5〜3cm、稜があり密に毛がある。
     花は葉腋に長さ2〜5cmの総状または円錐花序となって多数つき、花冠は淡紅紫色〜紅紫色で長さ8〜9mm。萼や花柄には白い長毛を密生する。
     果実(豆果)は膨れた楕円形で、長さ約1cm、幅5〜6mm、全体に伏毛を密生し、先端に花柱の基部である小突起をつける。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(八重山諸島)  原野

  • 花期
  • : 3〜8月?

  • 撮影月日・場所

  •  2014年3月25日  沖縄県石垣島
     中・花    同  上
     下左・果実 2013年5月27日 沖縄県西表島
     下右・葉    同  上

  • 撮影記

  •  西表島の知人の案内で出かけた自生地は、「こんなところに」という感じの小さな草地だった。
     残念ながら果実しかなかったが、蕾も多数あり、「花期は?」と推測したものの、西表島の知人ですら開花は1度しか見ていないとのことだった。花との出会いはかなり難しそうだ。

     難しいと思っていた花だが、石垣島の原野でこの株を見つけ、春先訪れた所、ちょうど花が咲き始めていた。
     朝方は蕾が多かったが、昼近くなると蕾だったものが次々と開花し、なかなかその場を離れられなかった。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

果実(豆果)