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- 科名・属名 : マメ科 ハリエンジュ属
- 特徴 :
高さ15〜25の落葉高木。逸出帰化。
樹皮は灰褐色で、縦に深い割れ目がある。
葉は互生し、長さ12〜25cmの奇数羽状複葉で、5〜10対の小葉からなる。小葉は狭卵形〜楕円形で、長さ2.5〜5cm、質は薄く全縁で、先端は円頭かわずかに凹む。
花は葉腋から長さ10〜25cmの総状花序を出して多数つき、蝶形で白色、長さ1.8〜2cm、芳香がある。
果実(豆果)は広線形で、長さ5〜10cm、幅1.5〜1.8cm、背軸側に狭い翼があり、3〜10個の種子が入る。
別名 ニセアカシア
- 分布・生育地 :
逸出帰化(北アメリカ原産) (国外:世界各地に帰化) 土手、崩壊地、川岸
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2013年5月8日 神奈川県川崎市 中1・全体2 2015年4月30日 東京都稲城市 (上、中1は拡大写真あり、写真をクリック) 中2・花序1 2013年5月8日 神奈川県川崎市 中3・花序2 2015年4月30日 東京都稲城市 中4・花 同 上 左下・果実 2015年5月28日 同 上 右上・葉 2013年5月8日 神奈川県川崎市 左下・茎(刺) 2017年8月13日 東京都稲城市
- 撮影記 :
明治時代に北アメリカから渡来し、砂防用などで植えられたものが逸出し、川岸や土手などに野生化している。
川崎市で見かけたこの花も、昔は多摩川の川岸であったと思われる多摩丘陵の縁に生えていた。
樹高は10mを優に超え、白い花が多数つき、撮影しているといい香りが漂ってきた。
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