ハタササゲ(旗捧げ)Vigna unguiculata var. catjang |
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草丈30〜40cmの1年草。逸出帰化。 葉は3小葉からなり、小葉は楕円形で先がややとがって光沢があり、長い葉柄がある。 花は葉腋から長い花柄を出し、その先に2個づつ対をなしてつく。花冠は白色〜淡赤紫色。 莢果は線形で長さ7〜13cm、先端が上方に反り返る。種子は赤、黒、白色で10〜15個入り、アズキに似る。 莢が上を向いた状態を、「物を捧げ持った姿」に見立てて和名がつけられていると言われている。 逸出(熱帯アフリカ原産) 荒地、道端 九州南部以南で栽培されていた 2006年10月10日 沖縄県西表島 中、下 同 上 空地に広がっているピンクのマメ科の花、自生種ではないとは思ったが、園芸種とも思えなかった。 季節を変え何度も来たことのある場所にもかかわらず、初めて見る花である。天に向ってVの字をした豆果もできている。割ってみると食用には不適と思われるような小さな実だった。 帰って調べると、以前は栽培されていた在来種で、鹿児島や沖縄では赤飯などに使われていたそうである。近くに畑はなかったが、どこからか逸出してきたものだろう。 花は、朝は開いているものの、昼過ぎには閉じてしまうこともわかった。 同じ科の仲間の花 |
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