ホドイモ(塊芋)Apios fortunei |
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長さ2m以上のつる性の多年草。 地下茎は細く、所々に長さ1〜2cmの紡垂体状の塊根ができる。 茎は他のもの絡みついて伸びる。 葉は奇数羽状複葉で、小葉は普通5個、上部のものは3個、卵形〜広卵形で長さ5〜12cm、幅2〜7cm。先はやや長く伸びる。 花は葉腋から長さ10〜15cm程度の花序を出し、黄緑色で7mm程度の花を数個つける。花は複雑な形で、上に大きな旗弁が1個、下に筒状の赤い翼弁が2個、間に2個のねじれた竜骨弁がある。 豆果は長さ6〜8cm、5〜6個の種子が入る。 北海道〜九州 低山地の林縁 2008年7月21日 埼玉県飯能市 中、下左右 同 上 変った形のこの花、そんなに珍しいというわけではないのに何故か出会ったことがなかった。 近県で見られないかと探していたところ、埼玉のHさんから耳寄りな情報をいただいた。残念ながらその年は花には遅く、今年の予定にリストアップしていた。 今年、Hさんの案内で出かけた先は植林地の道路際、ツル状の茎の葉腋から出た花柄に何とも形容しがたい花が咲き始めていた。 マメ科には竜骨弁がねじれた花がいくつかあるが、訪れる虫にも掴まりやすいのだろうか。見れば見るほど変った花だ。 もう一ヶ所の自生地でも他の植物を覆って繁茂し、ここはちょうど花盛りだった。 同じ科の仲間の花 |
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