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- 科名・属名 : マメ科 フジキ属
- 特徴 :
高さ10〜15mの落葉高木。
葉は互生し、普通奇数羽状複葉で長さ10〜20cm、8〜12個の互生する小葉からなる。小葉は卵状長楕円形で長さ5〜11cm、幅2〜4cm。先は鋭尖頭、全縁で両面とも脈上に白軟毛がある。
花は枝先に長さ12〜25cmの円錐花序を出し、各枝に総状に多数つく。花は白色、蝶形で長さ1.4〜1.6cm。旗弁は反り返り、花序軸、小花柄、萼に褐色の軟毛が生える。
果実(豆果)は広線形で長さ4〜8cm、縁には翼があり、熟しても裂開せず、1〜3個の褐色の種子が入る。
- 分布・生育地 :
本州(福島県以南)〜四国 山地
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
2015年6月28日 神奈川県箱根 中・花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
梅雨の合間の晴れの日、かねてから予定していた箱根に撮影に出かけた。
目的は樹木、フォッサマグナ要素のバラ科の花やグミ類が目的だったが、4月以降ずっと暖かかったせいか極端に花期が早まっていて心配だった。
歩き始めた道路際の大木に白いマメ科のこの花が咲いていて幸先いいなと思ったが、予想通りバラ類はほとんど終わっていて残り花だった。
一応目的の花は写したものの、暑さと体重のせいで体が重く、コースタイムの倍以上もかかりヘトヘトになった。
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