イタチササゲ(鼬捧)

Lathyrus davidii


イタチササゲ1

  • 科名・属名
  • : マメ科 レンリソウ属

  • 特徴

  •  草丈0.5〜2mの多年草。
     茎は丸く、ほとんど無毛。
     葉は4〜8個の小葉からなり、小葉は楕円形〜卵形で、長さ3〜8cm、幅2〜4cm。裏面は白緑色で、巻きひげは分枝する。
     花は総状花序になって10〜30個つき、初め黄色でのちに黄褐色に変わり、長さ1.5〜1.8cm。
     豆果は扁平な線形で、長さ8〜10cm、幅5〜6mm。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州、九州
     山地の草原、林縁

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月4日 長野県佐久市
     中 2008年7月12日 長野県小県郡
     下・花 2007年8月4日 長野県佐久市

  • 撮影記

  •  淡黄色の花がすぐに黄褐色に変わり、その色がイタチ(鼬)の毛色に似ているとして名づけられている。
     未撮影になっていたが、花仲間と高原の花を撮影に出かけた際、以前撮影したという場所に立ち寄ってもらうと、ありがたいことにしっかり生き残っていた。
     思ったより大きい花に驚きながら、草むらの静かな雰囲気が出せるようにと色んな角度から撮影した。

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イタチササゲ2