イタチハギ(鼬萩)

Amorpha fruticosa


イタチハギ

  • 科名・属名
  • : マメ科 イタチハギ属

  • 特徴

  •  高さ1〜4mの夏緑性の低木。帰化。
     葉は互生し、6〜12対の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は長楕円形で全縁。
     花は枝先に穂状花序となり、花序は6〜20cm、黒紫色の小さな花を多数つける。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)  道端、法面

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年6月22日  長野県上伊那郡
     中・花 2008年6月28日  山梨県甲州市
     下・葉 2014年5月28日  神奈川県相模原市

  • 撮影記

  •  新しく開かれた林道脇にこの花が群生していた。遠くから見ると黒褐色の花序がイタチ(鼬)の尾のように見えなくもない。
     北米原産の帰化植物で、治山や法面の緑化のため植えられることが多く、林道を歩いていると時々この花を見かける。
     緑化で吹き付けられた植物が繁茂し、思いがけぬ植物を目にすることが多々ある。ほとんどが外国産の植物で、もともとの植生を混乱させるだけなのに理解に苦しむ。多分工事を発注したお役所は、そんなことは全く気にしていないだろうが。

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花

葉