キハギ(木萩)

Lespedeza buergeri


キハギ1

  • 科名・属名 : マメ科 ハギ属

  • 特徴 :
     高さ1〜3mの落葉低木。
     葉は3出複葉で、小葉は長卵形〜長楕円形、長さ2〜4cm、幅1〜3cm。先は尖り、表面は無毛で裏面は絹毛がある。
     花は葉腋から長さ2〜7cmの総状花序を出して密につき、長さ約1cmの蝶形、淡黄白色で旗弁の中央部と翼弁は紫紅色。萼は4裂し、裂片は卵形。
     果実(節果)は扁平な長楕円形で長さ1〜1.5cm、先は尖る。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:朝鮮、中国(東北部))
     丘陵地、低山地

  • 花期 :  6〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     2006年9月17日  神奈川県三浦半島
     中 2015年9月17日  徳島県三好市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     低山地や丘陵の日当りのいいやや岩の多い場所でよく見られる。
     この写真も三浦半島のやせ尾根の急な登りで撮影した。
     淡い黄白色の地に赤紫色の入った花は一つ一つを見ると美しいが、固まって咲くのでややゴチャゴチャした感じを受ける。
     ただ、徳島県の吉野川の川岸の岩上で見た花は、すっきりして美しかった。

  • 葉

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キハギ2

花