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- 科名・属名 : マメ科 センナ属
- 特徴 :
高さ1〜3mの半常緑低木。帰化。
幹は匍匐し、他のものに寄りかかるようにして伸びる。
葉は互生し、偶数羽状複葉で3〜5対の小葉からなり、小葉は楕円形〜倒卵形、長さ2〜5cm、幅1〜3cm。先は円く、基部は楕円形〜広いくさび形、縁は全縁で半透明の縁取りがある。表面は無毛、裏面は基部に白毛がある。
花は散形〜円錐花序となって多数つき、黄色で径4〜7cm。
果実(豆果)扁平、長さ10〜18cm。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(南アメリカ原産) (国外:?) 道端、荒地
- 花期 : 5〜6月、10〜11月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2018年11月2日 沖縄県西表島 中上・全体2 2018年11月3日 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 2018年11月2日 同 上 左下・花2 2018年11月3日 同 上 右下・葉 2018年11月2日 同 上
- 撮影記 :
豊かな亜熱帯の植生で有名な西表島、周回道路が3/4くらいつけられ、数箇所に集落が点在している。
とはいえ大きな島なので、集落と集落の間が十数キロ離れているところも多く、イリオモテヤマネコ注意の看板が立てられている。
そんな人家のない道端に、黄色が目立つこの花が咲いていた。一見して外来種ということがわかったが、小雨と夕方だったこともあり、数カット撮影しただけで翌日に回した。
翌日、晴天になったので立ち寄ると、昨晩の大雨のせいか多くの花が落ち、絵になるような撮影はできなかった。
帰って調べると、観賞用に栽培される他、道路の法面の緑化に使われることが多く、それが逸出したものが南西諸島で見られると記されていた。
小葉の数などから本種と判断したが、もっと高木になるモクセンナという似た花があるようで、高さからするとそれに近い感じもする。
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