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- 科名・属名 : マメ科 ナンバンアカアズキ属
- 特徴 :
蔓性の多年草。帰化。
茎は地や他の植物の上に広がり、基部は木質化することが多い。
葉は3小葉からなり、小葉は倒卵状〜楕円形で長さ5〜8cm、幅3〜6cm。先は円く、縁は大きく凹む場合が多い。
花は葉腋から長い花茎を出し、先端に数個つき、花冠は蝶形で黒紫色。
果実(豆果)は線形で、長さ5〜8cm。
- 分布・生育地 :
帰化(北米原産)(南西諸島に帰化) 道端、荒地、畑
- 花期 : 周年
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年11月7日 沖縄県西表島 中上・全体2 2018年11月1日 沖縄県石垣島 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 2003年12月15日 同 上 左下・花2 2018年11月1日 同 上 右下・小葉 2014年9月3日 同 上
- 撮影記 :
花のやや少ない真冬に出かけた南の島で、特徴ある黒紫色の花を初めて見たときは「こんな色のマメ科の花があるのか」と驚きだった。
しかし、その後何度も南の島を訪れると、道路端や荒地、畑の隅など各所に群生し、しかも1年中咲いていて、やっかいな帰化植物であることを知った。
それにしても沖縄には帰化植物が多い。観光用のハイビスカスやブーゲンビリアといった木本だけでなく、目に付く道路端の雑草もほとんどが帰化植物である。よほど風土や気候が合っているのだろうが・・・。
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