クズ(葛)

Pueraria lobata


クズ

  • 科名・属名
  • : マメ科 クズ属

  • 特徴

  •  茎長10mにもなるつる性の木本。
     茎は基部は木質化し、上部は草質となり、褐色の毛が密生する。
     葉は3小葉からなり、頂小葉は菱状円形で先は時に3裂し、長さ、幅とも10〜15cm。両面に毛がある。
     花は葉腋に総状または円錐状に密につき、紅紫色で長さ1.8〜2cm。
     豆果は扁平な狭長楕円形で、長さ6〜8cm、幅8〜9mm。褐色の剛毛が密生する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  山野

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年9月10日 静岡県静岡市
     実 2000年10月8日 神奈川県足柄上郡

  • 撮影記

  •  夏の盛りのころ、山野の林縁や都市部のちょっとした空地で、一面覆い尽くすかのようにこの植物が葉を広げている。覆われた植物は、重いマントを被っているようで大変そうだ。
     日本だけでなくアメリカでもはびこり、苦労しているという記事を読んだことがある。アメリカでは帰化ということになるが。
     今ではすっかり嫌われ者であるが、昔はこの根から葛粉を作ったり、太い蔓から布を織ったりした有益な花であったようで、葛布(かっぷ)という地名もある。

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