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- 科名・属名 : マメ科 コマツナギ属
- 特徴 :
草丈(長さ)15〜40cmの多年草。
茎は細く円柱形、よく分枝し、若枝には丁字毛が密生し、普通地を這って広がる。
葉は3小葉からなり、長さ1〜6cm、頂小葉は狭倒卵形〜倒卵形、長さ5〜40mm、幅2.5〜8mm。先は凹頭で微突端、裏面には圧毛がある。
花は葉より短く長さ5〜40mm、総状花序になり、6〜12花つける。花冠は緋紅色、長さ6〜7mm。花柄は長さ0.3〜3mm。
果実(豆果)は真っ直ぐで線形、四角柱、長さ9〜23mm、幅1.2〜3.2mm、丁字毛が疎らにある。中に6〜8個の種子が入る。
別名 ナハエボシグサ
- 分布・生育地 :
沖縄 (国外:中国、台湾、東南アジア〜インド、ニューギニア、オーストラリア) 海岸
- 花期 : 1年中?
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年4月22日 沖縄県石垣島 中上・全体2 2005年5月15日 沖縄県国頭郡 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 2004年3月28日 沖縄県石垣島 左下・果実(豆果) 2012年9月2日 沖縄県西表島 右下・葉 2019年5月7日 沖縄県石垣島
- 撮影記 :
沖縄を訪れると、海岸近くの草地や隆起石灰岩の上などのどこかで、ほぼ一年中この花に出会える。
といっても花期のピークは春から初夏のようで、その頃は写真のように地を這って茎を伸ばし、塊になって咲いていることが多い。
緑の葉と鮮やかな赤はインパクトが強く、小さい花であるものの南方の花という印象を強く与えてくれる。
これに海の青を加えた写真をといつも構えてみるのだが、そうは思い通りの場所に咲いていてくれない。
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