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 科名・属名 : マメ科 ナハキハギ属
 特徴 :高さ1〜3mの常緑低木〜小高木。
 若枝は伏せた絹毛が密生する。
 葉は3小葉からなり、小葉は楕円形〜広卵形、頂小葉が側小葉より大きく、長さ4.5〜8cm、幅3.5〜5cm。先は鈍頭〜鋭頭、全縁で若いうちは毛がある。裏面は脈上に伏した白く短い毛が残る。
 花は葉腋から散形花序を出して10花程度つき、蝶形で白色、長さ9〜13mm。
 果実(節果)は広線形で扁平、長さ2〜3.5cm、幅4〜6mm。普通3〜5個の小節果からなる。
 分布・生育地 :沖縄 (国外:台湾、中国〜アジア、アフリカ、オーストラリア)
 海岸
 花期 :   6〜7月
 撮影月日・場所 :2012年9月1日  沖縄県西表島
 (上は拡大写真あり、写真をクリック)
 中上・花    同  上
 中下・果実1 2015年10月7日  沖縄県国頭郡
 下右・果実2    同  上
 下右・葉 2012年9月1日  沖縄県西表島
 撮影記 :日本では沖縄県に分布しているが、沖縄でも沖縄島、石垣島、西表島に分布が限られるやや少ない種である。
 西表島では海岸の防潮堤の高さまでの小高木となって目の高さで花をつけ、沖縄島では道路と海岸の間の狭い隆起珊瑚礁の上に低木となって実をつけていた。
 ただ、海岸は風当たりも強く、大きな台風が襲来した後は、花や葉も飛ばされ果実をつけない年もある。
  
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