ネムノキ(合歓の木)

Albizia julibrissin


ネムノキ

  • 科名・属名
  • : マッメ科 ネムノキ属

  • 特徴

  •  高さ6〜10mの落葉高木。
     枝は太く横に広がり、樹皮は灰褐色で皮目が目立つ。
     葉は互生し、長さ20〜30cmの偶数2回羽状複葉で、7〜12対の羽片がある。羽片には15〜30対の小葉があり、小葉は狭卵状楕円形で、長さ10〜17mm、幅4〜6mm。革質、全縁で、縁と裏面脈上に短毛があり、夜には小葉は閉じて垂れ下がる。
     花は枝先に頭状花序となって10〜20個つき、花弁は長さ7〜9mmで下部が合着し、雄蕊は多数あり、花糸は淡紅色で長さ3〜4cm、花の外に長く突き出る。花は夕方に開花する。
     果実(豆果)は扁平な広線形で、長さ10〜15cm、幅1.5〜1.8cm。種子は10〜18個入り、褐色、扁平で楕円形。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  山地、原野、川岸

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年7月22日 千葉県いすみ市
     中・花   同 上
     下左・豆果 2012年8月22日 長崎県対馬
     下右・葉 2012年7月22日 千葉県いすみ市

  • 撮影記

  •  夜になると葉が垂れ下がり、相対する小葉が合わさって閉じ眠ったように見えることからこの和名がつけられている。
     夏になると淡紅色の美しい花をよく見かけるので昼間咲くものと思っていたが、今回撮影するために花をじっくり見たところ、昼間の花は萎れた状態で、花糸のピンと張った状態のいわゆる満開の状態は夕方であることがわかった。
     今まで咲いていると思っていた花は、前日の花が萎れて残っていたものだった。
     わかったつもりでいる花も、特に樹木については知らないことが多いと反省した。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

豆果