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- 科名・属名 : マメ科 タマザキクサフジ属
- 特徴 :
草丈30〜120cmの1年草。帰化。
茎は斜上または匍匐し、つる状になってよく分枝し、全体無毛。
葉は奇数羽状複葉で13〜21個の小葉をつけ、小葉は楕円形で無柄、最下の1対は茎を抱くように曲がる。
花は葉腋ごとに5〜7cmの花柄の先に散形花序となり20花程度を球形につける。花は淡紅色〜白色、蝶形花で長さ1〜1.5cm。竜骨弁の先は濃紅紫色。
果実(豆果)は長さ2〜8cm、4稜があって断面は四角、3〜12個の小節果に分かれる。
- 分布・生育地 :
帰化(ヨーロッパ中南部、西アジア原産)(国外:アメリカ、アジアなどに広く帰化) 道路の法面、低地の草地
- 花期 : 5〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2016年7月17日 千葉県山武市 中、以下全て 同 上 (上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
暑い中、駅までの4kmの道のりを汗をかきかき戻る途中、道端で変わったマメ科の花を見つけた。
すぐに帰化とわかったが名前(和名)はわからず、帰って調べるとこの花だった。
原産地のヨーロッパなどでは飼料や肥料として使われているようであるが、日本では栽培の目的で導入され、1981年、北海道で帰化が確認された。
最近では道路の法面緑化などに使われ、本州の各地で帰化の報告があるようだ。
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