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- 科名・属名 : マメ科 ウマゴヤシ属
- 特徴 :
草丈10〜60cmの1〜2年草。帰化。
茎は基部で分岐して、匍匐または斜上し、全体ほぼ無毛。
葉は3小葉からなり、小葉は倒卵形〜広倒卵形で、長さ1〜2cm。先端は円いかやや凹む。托葉は刺状に裂ける。
花は葉腋に球形の総状花序となり、4〜8花が密集してつく。花は黄色の蝶形花で、長さ3〜4mm。萼は長さ2〜3mm、萼裂片は筒部とほぼ同長で鋭尖頭、長さ1〜1.5mm。
果実(豆果)は、2〜3回巻き、径5〜6mm。硬い曲がった刺が多数あり、5個程度の種子が入る。種子は長楕円形で黄褐色、長さ2〜2.5mm、幅約1mm、厚さ0.5mm。
- 分布・生育地 :
帰化(地中海原産)(ほぼ全国に帰化) (国外:アメリカ、オーストラリア、アジアに広く帰化) 海岸や平地の道端
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2008年4月27日 熊本県天草 中上・全体2 2019年4月3日 沖縄県国頭郡 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花、右下・葉 同 上 左下・果実 年月日 右下 2008年4月27日 熊本県天草
- 撮影記 :
遠征した熊本県天草島、バスの時間を計算しながら目的の花を目一杯撮影した。撮影道具を仕舞い急いで戻る途中、道路脇でこの花を見つけた。
一瞬迷ったが、撮影したいという気持ちが勝った。大急ぎでカメラ・三脚をセットし、時計を見ながらの撮影だ。渦巻き模様の大きな果実(豆果)が目立って面白い。
後は、撮影に要した数分を取り返すために走る走る。たった十数分間のマラソンだったが、やっと間に合ったバスの中で息はあがり、しばらく汗が止まらなかった。
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