ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)

Ammannia coccinea


ホソバヒメミソハギ1

  • 科名・属名
  • : ミソハギ科 ヒメミソハギ属

  • 特徴

  •  草丈20〜100cmの1年草。帰化。
     茎は直立し、よく分枝して無毛。
     葉は対生し、狭披針形〜線形で、長さ2〜8cm、幅0.2〜1.5cm。両面無毛で、基部はほこ形となって茎を抱く。
     花は葉腋に2〜5個つき、花弁は4個紅紫色で平開し、径約4mm。花柄は短く1mm程度。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産) 水田や湿地

  • 花期
  • : 6〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  1999年10月3日 東京都昭島市
     中 2008年10月12日 埼玉県さいたま市
     下・花  同 上

  • 撮影記

  •  初めてこの花に出会ったのは十年近い前、多摩川の河川敷の水溜りだった。自生種では思い当たる花がなく、帰化種であることはすぐわかったが、手持ちの図鑑には載っていなかった。
     その後、帰化植物の図鑑などでこの花であることがわかり、増えてきたのか気をつけてみるようになったせいなのか、東京近郊の田んぼでもちょくちょく見かけるようになった。
     よく似ていて花柄が明瞭なナンゴクヒメミソハギという花も帰化しているようだ。

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ホソバヒメミソハギ2

花アップ