ミズマツバ(水松葉)

Rotala pusilla


ミズマツバ

  • 科名・属名
  • : ミソハギ科 キカシグサ属

  • 特徴

  •  草丈3〜10cmの1年草。
     茎の基部は地を這い、分枝する。
     葉は3〜4個輪生し、線形〜長披針形で、長さ6〜10mm、幅1〜2mm。
     花は葉腋に1個つき、淡紅色で花弁はない。雄しべは2〜3個。
     刮ハは球形で、長さは萼の2倍あり、熟すと3裂する。

  • 分布・生育地

  •  本州(中南部)〜沖縄  水田や湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年9月15日 東京都八王子市
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  松のような細い葉が輪生状につくこの花、田んぼの雑草であるにもかかわらず除草剤などのせいか、最近では見かけることは少ない。そんな花が東京都にあると聞き出かけてみた。
     バスを降り車通りの多い道を外れると、谷地の奥に棚田が広がる田舎の風景が目に飛び込んできた。とても東京都の一角とは思えないような田の中に点々とこの花が生えていた。
     花のアップも撮影しようと中間リングを使ったが、小さすぎてどうにも上手く写せなかった。

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花アップ