|
- 科名・属名 : モチノキ科 モチノキ属
- 特徴 :
長さ20〜50cmの常緑低木。
枝には稜があり、はつる状に地を匍匐して伸びる。
葉は互生し、長楕円形〜披針形で長さ1.5〜4cm、幅0.5〜1.3cm。先は尖り、基部は鋭形で縁には粗い鋸歯がある。質は革質で厚く、両面無毛、表面は脈がへこんでしわが多く、裏面は脈が隆起する。葉柄は長さ2〜4mm。
雌雄異株で前年枝の葉腋に集散状に花をつけ、雄花は1〜5個、雌花は1〜3個。花は白色、径約4mm、花弁は楕円形で長さ約2mと萼片も4個で卵円形。
果実(核果)は球形で径約6mm、赤熟する。
- 分布・生育地 :
本州(中部地方以北) 亜高山帯の針葉樹林下
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
2006年7月8日 長野県八ヶ岳 中花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
針葉樹林下に生えるランの撮影に八ヶ岳に向かった。
普段ならもう少し視野を高く、広くして花を探すのだが、今回のランは極端に小さいので、視野を狭め足元を注意して探した。
すると、地を這って伸びる小さな花が目に入った。
木本なので普段なら素通りだったが、針葉樹林下は花が少ない、勢いをつけるつもりで撮影した。
同じ科の仲間の花
|