シロバナナガバノイシモチソウ(白花長葉の石持草)

Drosera indica forma albiflora


シロバナナガバノイシモチソウ

  • 科名・属名
     モウセンゴケ科 モウセンゴケ属

  • 特徴 :
     草丈7〜20cmの1年草。食虫植物。
     葉は狭線形で、長さ4〜7cm。表面には長腺毛が多く、先は細く糸状になる。葉柄は7〜15mm、短い腺毛がある。
     花は葉に対生して長さ5〜10cmの総状花序が出て、まばらに3〜10花がつく。花冠は白色で直径約1cm。花柱は3個で、先は2深裂する。
     果実(刮ハ)はやや球形で長さ約3.5mm。

  • 分布・生育地 :
     北海道、本州(関東、中部南部)、九州 (国外:台湾、中国)
     湿原

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1994年8月28日  千葉県成東湿原
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花と葉    同  上
     下左・花 2015年8月23日    同  上
     下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     食虫植物で有名な千葉の湿原でこの花も撮影した。細長い葉にある腺毛がよくわかる。
     関東付近で見る本種の花は白くこれが普通と思っていた。
     ところが、学名としては淡紅色(ピンク)の花を咲かせるのが基本種で、白花の方は品種の扱いになっている。
     ただ、白花の地域がほとんどで、赤花のものは愛知県のある湿原だけに生育することが知られている。

  • 葉

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花と葉

花