アカギモドキ(赤木擬)

Allophylua timoriensis


アカギモドキ(果実1)


  • 科名・属名 : ムクロジ科 アカギモドキ属

  • 特徴 :
     高さ2〜4mの常緑低木。
     葉は互生、3出複葉で、小葉は広卵形、長さ4.5〜12cm、幅3〜6.5cm。先は鋭頭、基部はくさび形、縁は波形の鈍鋸歯縁。表面は濃緑色で無毛、8〜10対の脈があって上方に弓なりに曲がり、裏面は脈腋に小さな毛の束がある。頂小葉の葉柄は長さ0.5〜1.5cm、側小葉の柄は少し短い。
     花は雌雄同株、長さ2.5〜8cmの細い円錐花序となり、径約3mmの花を多数つける。花柄は長さ約2mm。花弁は4個、倒披針形で白色、花糸とともに内側と縁に長軟毛がある。雄花には8個の雄しべがある。花柱は2裂し、裂片は反曲する。子房も2裂するが、1室だけが成熟し果実となる。
     果実は2〜3個の分果からなり、分果は核果状で径6〜8mm、橙黄色〜赤色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     沖縄(八重山諸島) (国外:中国(海南島)、台湾、東南アジア、フィリピン、インドネシア、ポリネシア)
     砂地の海岸林内

  • 花期 :  4〜5(〜夏)月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体(果実) 2018年11月2日  沖縄県西表島
     中上・果実2、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     西表島の主要道路は全て海岸沿いに走っているが3/4周程度しかなく、1周道路は計画されたものの自然保護の観点から中止された。
     しかし、山中深く入らずともこの道路沿いを丹念に見て歩くだけで、本土からの来訪者には見たこともない多くの亜熱帯性の植物に出会うことができる。
     この樹もそんな海岸林に生えているが、そんなに多い植物でもなく、残念ながら果実だけでまだ花の撮影には至っていない。
     トウダイグサ科のアカギに葉が似ていることから和名がつけられている。

  • 同じ科の仲間の花
果実2

葉(頂小葉表)

葉(裏)