アケボノセンノウ(曙仙翁)

Silene dioica


アケボノセンノウ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 マンテマ属

  • 特徴

  •  草丈15〜80cmの多年草。帰化。
     茎は根際でよく分枝し株立ちとなり、葉とともに長軟毛を密生する。
     葉は株のものは倒卵状へら形、長さ3.5〜12cm、幅0.8〜3cm。上部の葉は長卵形〜広卵形で、上に行くほど小さくなる。
     花は雌雄異株、2出集散状で多数つき、花冠は紅紫色で、径約1.5cm。花弁は長さ5〜6mmで、先は2裂する。萼筒は雄花が円筒形、雌花は長卵形、長さ1〜1.2cm、開出軟毛と腺毛を密生し、10脈がある。

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ原産)  空地、河川敷

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1982年6月19日 北海道礼文島

  • 撮影記

  •  初めて礼文島に出かけた6月、この花に出会った。
     園芸種の逸出と思ったが、よくわからず「カラフトマンテマ」としてアップしていた。しかし、どうみてもおかしいと思っていた。
     今回、いろいろ調べて北海道にきかしているというこの花としたが、まだよくわからない。

    同じ科の仲間の花