アオモリマンテマ(青森まんてま)Silene aomorensis |
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草丈10〜25cmの多年草。 茎は束生し、上部には腺毛がある。 根出葉は倒披針形で、長さ約8cm、幅約1.2cm。茎葉は披針形〜倒披針形で、長さ2〜8cm、幅0.4〜1.3cm。 花は茎頂に集散花序となり、2〜5個つく。花弁は白色で、長い爪部と舷部からなり、長さ0.7〜1.2cm、先は2中裂する。 萼は長楕円形〜鐘形でふくらみ、長さ1.2〜1.5cm。 本州(北部) 山地の岩場 2008年5月24日 青森県 中、下 同 上 樹林下を登り取り付いた岩壁を見上げると、点々と白い花が見える。双眼鏡でのぞくとマンテマの花だ。今年は雪が少なくて花期が早まっているとの判断で5月にやってきたのだが、普通は6〜7月と図鑑に記載されているだけに、花を見るまでは心配だった。 花が咲いているとあれば、次は近づいて撮影できるかだ。岩壁をトラバースし恐々よじ登ると、標準レンズで撮影可能な花を見つけた。ただ一歩足を踏み外すと、転落しそうな緊張を強いられる場所だ。 花は思ったより大きく立派で、怖い思いをして登っただけのことはあった。早いと思っていた花期も、大株では終わっている花も目立ち、温暖化のせいもあるのか大分早まっているようだった。 とり終えて安全な場所まで降りると、それまでの張り詰めた気持ちが一気に緩み、どっと汗が噴き出してきた。 同じ科の仲間の花 |
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