エゾマンテマ(蝦夷まんてま)

Silene foliosa


エゾマンテマ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 マンテマ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     茎は多数出て株立ちになり、下向きの曲がった毛がある。
     葉は長倒披針形で、長さ2〜7cm、先は尖り縁には細かい毛がある。
     花は茎の上部に輪生し、花弁は5個で白色、先端は2深裂する。萼は筒状。

  • 分布・生育地

  •  北海道 海岸〜山地の岩場

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1990年7月1日 北海道札幌市八剣山

  • 撮影記

  •  北海道の岩場に咲くマンテマの仲間で、他の種に比べると、花弁の裂け方が大きく裂片は細かい。
     札幌市の西部にある八剣山は、恐竜の背のような岩山のため、岩場に咲く植物が見られる。
     しかし、ここでも盗掘のため見たいような花は絶壁にしか残っておらず、撮影にも肝を冷やすような場面が多い。

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