エゾオオヤマハコベ(蝦夷大山繁縷)

Stellaria radians


エゾオオヤマハコベ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 ハコベ属

  • 特徴

  •  草丈40〜60cmの多年草。
     茎は四角で上部でよく分枝し、全体に毛がある。
     葉は柄がなく、細長い楕円形で先が尖り、両面に絹毛がある。
     花は枝の先にまばらにつき、花弁は白色で、多くの細かい裂片に裂ける。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(北部)
     低地や山地のやや湿った草原

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1990年8月5日 北海道根室市
     アップ 1991年7月21日 同上

  • 撮影記

  •  初めてこの花を見たのは、根室の原生花園の草原であった。
     ナデシコの仲間であることはすぐわかったものの、細かく裂けた花弁の花は2cm近くもあり、本州では見たことがなく、嬉しかった。
     道東では割合によく見かける。

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花アップ