ヒナワチガイソウ(雛輪違草)

Pseudostellaria heterantha var. linearifolia


ヒナワチガイソウ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 ワチガイソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     茎は細く軟弱。葉は対生し、線形で幅は細く、長さ2〜5cm。
     花は上部の葉腋から細い花茎を出し、白色で先の尖った花を咲かせる。花弁は5個。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東、中部地方) 山地林下

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年5月5日 茨城県筑波山

  • 撮影記

  •  どこにでもありそうな花に見えるものの、これまでに知られている産地は数箇所である。
     見るからに弱々しい花で、筑波山で見つけた時も、人に踏まれそうな遊歩道際に咲いていた。
     東京都下にも知られており、都内でも見つけたいものである。

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