オグラセンノウ(小倉仙翁)

Lychnis kiusiana


オグラセンノウ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 センノウ属

  • 特徴

  •  草丈40〜100cmの多年草。
     茎には下向きの毛がある。
     葉は披針形で5〜10cm、両面や縁に毛がある。
     花は2出集散花序になり数個つく。花弁は5個、紅色で先は細かく裂ける。萼は細長く毛がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(岡山県以西)〜九州
     山地の湿原

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1987年8月2日 岡山県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  岡山県の山奥の湿原にこの花の存在を知り、家族旅行を兼ねて倉敷に行ったついでに出かけた。
     ローカル線は運転本数もまばらで、やっとのことで現地へたどりついた。
     湿原を巡る木道からもポツポツ紅色のこの花が見えた。
     真夏の太陽が照り注ぎ、遮光もままならず、大分時間をかけて撮影した。
     帰りは交通手段もなく、暑い中駅まで歩いて戻った。

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花アップ