オムナグサ(おむな草)

Drymaria cordata var. pacifica


オムナグサ

  • 科名・属名

  •  ナデシコ科 ヤンバルハコベ属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの1年草。帰化種
     茎は細くて分枝する。葉は対生し、円形で短い柄がある。
     花は茎頂または葉腋から花茎をだし、白い小さい花をつける。花弁は5個、2中裂し、萼より短く、先は鋭い。

  • 分布・生育地

  •  八丈島、小笠原、九州(青島)
     低地、畑の脇

  • 花期
  • : 4〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年7月20日 東京都八丈島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  アジアに広く分布し、日本では小笠原や八丈島などに知られる。葉が丸くて可愛い花である。
     八丈島で探すとなんと畑にあり、写していると畑の持ち主がやってきて、「この雑草はびこって困るんだ」と言いながら抜き始めた。
     日本ではあまりない植物とも言えず、早々に立ち去った。

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花アップ