オオツメクサ(大爪草)

Spergula arvensis var. sativa


オオツメクサ1

  • 科名・属名 : ナデシコ科 オオツメクサ属

  • 特徴 :
     草丈30〜50cmの1〜2年草。帰化。
     茎は分枝し、上部や葉、花柄に腺毛がある。
     葉は1.5〜4cmの線形で、対生であるが葉液から節間の詰まった短い枝を出すので、輪生状に見える。
     花は茎の先につき、白色、花弁は卵形で萼とほぼ同じ長さ。
     果実(刮ハ)は下を向き、種子は平滑で突起がない。

  • 分布・生育地 :
     日本全土、帰化(ヨーロッパ原産) (国外:世界中に帰化)
     道端や荒地

  • 花期 :   4〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1991年8月4日  北海道河東郡
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中 2015年4月10日  鹿児島県鹿児島市
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     北海道の夏は、湿気がなく爽やかで、催し物も多い。
     ある年、士幌のバルーンフェスティバルに出かけた。
     十勝地方は牧畜が盛んなため、荒地には帰化植物の種類が多く、気球そっちのけで撮影した。
     その後、あまり撮影する機会もなかったが、鹿児島の港の空地で久し振りに出会った。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
オオツメクサ2

花