ツリバナ(吊花)

Euonymus oxyphyllus


ツリバナ1


  • 科名・属名 : ニシキギ科 ニシキギ属
     注.APG分類では、学名(E. oxyphyllus var. oxyphyllus)

  • 特徴 :
     高さ1〜4mの落葉低木〜小高木。
     樹皮は紫褐色〜灰色で平滑、若い枝は緑色。
     葉は対生、葉身は卵形〜長楕円形、長さ3.5〜10cm、幅2〜5cm。先は鋭頭〜急鋭尖頭、基部は円形〜くさび形、縁に細鋸歯がある。質は洋紙質、両面とも無毛。葉柄は長さ0.3〜1cm。
     花は葉腋から集散花序を下垂し、花序はよく分枝し、数個〜30個程度の花をつける。花は黄緑色〜淡紫色、5数性で径約8mm。花弁は広楕円形、長さ約3.5mm、内面に微突起がある。雄しべは5本、発達した花盤の上につく。花柄は長さ2〜4mm。萼裂片は半楕円形、径約1.5mm。
     果実(刮ハ)は球形、径約1cm、翼はない。9〜10月に熟し、5裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国、南千島)
     丘陵〜山地の樹林内

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2003年5月10日  山口県美祢市
     中上・全体2 2015年5月11日  神奈川県箱根
     中中・全体3 2023年5月5日  東京都八王子市
     (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2015年5月11日  神奈川県箱根
     左下・果実(未熟)(刮ハ) 2014年6月23日  東京都高尾山
     右上・葉1 2015年5月11日  神奈川県箱根
     右下・葉2(裏) 2023年5月5日  東京都八王子市

  • 撮影記 :
     北海道〜九州の丘陵〜山地の林内に割合に普通に見られる。
     花は小さく色も黄緑色〜淡紫色と地味な色合いなので気がつきにくいが、赤く熟した果実の頃には見付けやすい。
     山地や北地にかけてはオオツリバナというよく似た花をつけるものがあるが、果実の頃になるとこの実には翼ができないので見分けられる。

  • 葉1(表)

    葉2(裏)

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ツリバナ2

ツリバナ3

花

果実(未熟果)