ハコネオトギリ(箱根弟切)

Hypericum hakonense


ハコネオトギリ

  • 科名・属名

  •  オトギリソウ科 オトギリソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     茎は叢生し、細くて節間が短く、多数の枝を出す。
     葉は線状倒披針形〜広披針形で、長さ1.2〜5.5cm、幅約1cm。縁に黒点が内部には明点と黒点か明点のみがある。
     花は茎頂または枝の先に集散状につき、花弁は黄色で径1.5〜1.8cm。少数の黒点と黒線がある。
     萼片は披針形で黒点と黒線が入る。
     別名 コオトギリ

  • 分布・生育地

  •  本州(箱根、富士、伊豆)
     日当たりのいい岩場

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年7月28日 神奈川県箱根
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  「日本の野生植物」(平凡社)ではコオトギリとして載せられているこの花、名前の通り箱根や富士周辺だけに分布している。
     以前から知ってはいたもののなかなか撮影の機会がなく、出かけてみようと思い立ったのは2007年だった。
     平地は朝から30度を超える暑さ、山上はいくらか涼しいかと期待していたが、照りつける日差しは強く、少し動くだけで汗が噴き出してきた。
     程なく、日当たりのいい岩場のあちこちに咲く黄色の花が見つかった。この仲間の特徴は葉や花弁の黒点や明点にある。
     全体の撮影が済んだ後、黒点などの様子がわかる株はないかなと探すと、下の写真のようにいい具合に逆光で透けて見える葉がみつかり、黒点は葉の縁だけで中は明点しかない様子が撮影できた。

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花アップ

葉アップ