コゴメバオトギリ(小米葉弟切)

hypericum perforatum var. angustifolium


コゴメバオトギリ1

  • 科名・属名

  •  オトギリソウ科 オトギリソウ属

  • 特徴

  •  草丈30cm程度の多年草。帰化。
     茎はよく分枝し、2本の稜がある。
     葉は線状楕円形で、長さ1〜1.5cm、幅0.3cmと小さく、明点が散在し、縁に黒点がある。
     花は枝の先に多数つき、花弁は黄色で径約2cm。透明な腺が入り、縁は波打ち黒点がある。子房には明線と明点がある。
     別名 セイヨウオトギリ

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ原産)  道端

  • 花期
  • :   6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2000年7月10日  東京都日野市
     中 2014年5月31日  神奈川県川崎市
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記

  •  自宅近くの多摩川支流を歩いていると、見慣れないオトギリソウが目に入った。このあたりではそんなに多くの種類のオトギリソウがあるわけではない。
     多くの花がつき、花弁の縁にはっきりした黒点が並んでいる。そんな帰化種があったような気がして、すぐに図鑑で確認した。
     オトギリソウ科としては珍しい帰化種でヨーロッパ原産とのこと。
     三重県で発見され、他には東京に帰化しているとあるが、北海道でも見かけたし、最近路傍や堤防等でよく見かけるようになった。

    葉

    同じ科の仲間の花
コゴメバオトギリ2

花