ミズオトギリ(水弟切)Triadenum japonicum |
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オトギリソウ科 ミズオトギリ属 草丈30〜100cmの多年草。 茎は直立し、基部は赤みを帯びることが多い。 葉は長楕円形で、長さ3〜7cm、幅1〜3cm。明点だけがある。 花は茎頂または葉腋につき、淡紅色で径約1cm。 花は午後3〜4時頃開き、夕方萎む一日花である。 北海道〜九州 池、沼や湿原 2010年8月21日 新潟県十日町市 中 1994年9月2日 大分県大分郡 下・花 2010年8月21日 新潟県十日町市 野の花には、午前中または午後しか咲かない花、あるいは夜咲く花など、咲く時間帯が決まっている花も多い。 オトギリソウの仲間は、多くが午前中を中心に咲くものが多いが、この花は午後遅くにならないと咲かないという特徴がある。 遠征の花見行では、帰りの時間を気にしながら開花するのを待たされる破目になる。 新潟県で見た株は、咲く前はさほど目に付かなかったが、3時を過ぎたあたりから花が咲き始めると、今まで見たことのないほど花付きのいい株が多くびっくりした。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
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