トサオトギリ(土佐弟切)

Hypericum tosaense


トサオトギリ

  • 科名・属名
  • : オトギリソウ科 オトギリソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜75cmの多年草。
     茎は2〜3本が叢生して直立し、細くて硬く、2条の隆起線があり、その線状に黒点が並ぶ。
     葉は対生し、長楕円形〜長楕円状披針形で、長さ1〜2cm、幅4〜8mm。先は円く、明点が密にあり、縁には黒点が並ぶ。
     花は茎頂や上部の枝の先に数個つき、花弁は黄色で巴状にゆがんだ倒卵形、長さ約1cm、明点と明線が入る。先端は斜めに切れて波状縁となり、黒点がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿西部〜中国地方東部)、四国
     日当りのいい蛇紋岩地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2011年7月28日 兵庫県
     中・花、下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  高知県の旧名、トサ(土佐)の名がついたこのオトギリソウ、最近高知では全く見つからず、「牧野植物園」でも保存されていない。
     その花が兵庫県で見つかっているとの情報は得ていたが、詳細が判明していなかった。
     ひょんなことで現地の情報を入手でき、真夏の一日現地へ出かけた。
     陽を遮る樹木のない場所なので、早朝まだ陽が高くなる前に自生地に出向いた。
     わずかに1本だけ咲いていたオトギリソウの茎を見ると、稜があって黒点がある。この花に間違いなさそうだ。
     残念ながら花期を少し読み間違え、写真のような残り花であったが、滅多見られない花ということでしっかり撮影した。
     いつの間にか陽も高くなり、拭いても拭いても吹き出る汗で、短時間の撮影にもかかわらず、何時間も撮影したような疲れを感じた。ただ、この状態では再チャレンジが必要だ。

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花

葉