エゾニュウ(蝦夷にゅう)

Angelica ursina


エゾニュウ

  • 科名・属名
  • : セリ科 シシウド属

  • 特徴

  •  草丈1〜3mの多年草。
     壮大で茎は太くて直立し上部で枝を分ける。
     葉は2回3出複葉で、小葉は羽状に分裂し、裂片は長楕円形で鋸歯がある。葉柄の基部は鞘状に膨らむ。
     花は複散形花序になり、白色の小さな花を多数つける。
     果実は広楕円形で両端はへこみ、扁平で広い翼がある。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     山地の草地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年7月22日 北海道礼文島
     下・花 1980年7月29日 北海道大雪山

  • 撮影記

  •  セリ科の花はみな良く似ていて区別が難しい。同定しながら撮影すればいいのだが、おざなりに撮影するだけで済ませてしまっている。
     そのため、写真を見て同定ということになるのだが、特徴がわかるように撮影できていないことが多く苦労する。
     礼文島の草地に多かったこの花は本種でいいと思う。

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花アップ