|
- 科名・属名 : セリ科 シシウド属
注.APG分類では、学名(A. japonica var. jyaponica
- 特徴 :
草丈1〜1.5mの多年草。>br>
茎は太くて直立し、上部で枝を分け、暗紫色を帯びる。
葉は1〜2回3出羽状複葉で、光沢があり、小葉は卵形〜卵状楕円形。縁には細かい鋸歯があり、葉柄の基部または全部が膨らんで鞘状になる。
花は枝先に複散形花序をつくり、白色で小さな花を多数つける。花柄の基部につく総苞片、小花柄の基部の小総苞片はどちらも細長い。萼歯片は小さい。
果実(分果)は扁平な広楕円形で、両端がへこみ、両翼は広い。油管は各背溝下に1個、合生面に4個ある。
- 分布・生育地 :
本州(関東地方以西)〜沖縄 (国外:朝鮮半島(南部)) 海岸
- 花期 : 4〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2009年6月7日 神奈川県三浦半島 中上・全体2 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・全体3(枯姿) 2020年2月23日 長崎県福江島 中下・花 2009年6月7日 神奈川県三浦半島 左下・花 2024年6月26日 東京都江戸川区 右上・葉1 2009年6月7日 神奈川県三浦半島 右下・葉2 2024年6月26日 東京都江戸川区
- 撮影記 :
格別少ない花ではないのに、この花の花期である初夏の頃海岸を訪れる機会を持たなかったため、未撮影になっていた。
関東でも各所の海岸で知られており、そのうちの一つ三浦半島のある海岸を訪れた。
真夏を思わせるような暑い日、磯では子供たちが水遊び。こっちも一緒に遊びたい気にさせられたが、目的が違う。流れ落ちる汗を拭きながら、海をバックに咲く花を撮影した。
この年は花期が早かったためか咲き終わりの花が多かった。
同じ科の仲間の花
|