ホソバトウキ(細葉当帰)Angelica stenoloba |
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草丈20〜50cmの多年草。 茎は直立し、紫色を帯び、上部で枝を分ける。 葉は3回3出羽状複葉、小葉は細い線形で先が尖る。質は硬く、光沢があり、裏面は紫色を帯びる。葉柄の基部は鞘状になる。 花は枝先に複散形花序となり、白色で小さな葉を多数つける。小総苞片は少なく糸状。 北海道(夕張、日高山地) 高山帯の蛇紋岩の礫地 1980年7月30日 北海道アポイ岳 中 同 上 下 1990年8月19日 同 上 海道の夕張や日高山地の蛇紋岩地帯には、特殊な土壌にあわせ変化した植物が数多く知られ、夕張岳やアポイ岳など花見行には外せない山だ。 どちらの山も数回登ったが、いずれも天候に恵まれ数多くの珍しい花との出会いに酔いしれた。 この花は、大雪山の帰りに立ち寄った際見かけたもので、特徴ある細い葉ですぐにこの花とわかった。 しかし、この日は雲ひとつない快晴で、見晴らしという点ではよかったものの、花の写真としてはコントラストの強すぎるものになってしまった。 同じ科の仲間の花 |
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