イブキゼリモドキ(伊吹芹擬)Tilingia holopetala |
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草丈30〜80cmの多年草。 葉は普通2回3出羽状複葉で、長さ5〜10cm。小葉は長さ2〜8cm、質は薄く、先は細長く尖る。小葉の裂片は広卵形〜広披針形で粗く切れ込む。 花は複散形花序となってややまばらにつき、花は径2〜3mm、花弁は白色。1〜2個の総苞片と10個程度の小総苞片がある。 果実は長楕円形で長さ約4mm、隆起線が目立つ。 別名 コイブキゼリ 北海道〜本州(中部地方以北) 山地の草地、林縁 1999年8月29日 滋賀県伊吹山 中・花 2014年8月19日 岩手県早池峰山 下・葉 同 上 伊吹山の売店で販売していた「伊吹山ミニ事典」を見ると、この山には白い花を咲かせるセリ科の植物は何種かある。 この花はニセイブキゼリとして掲載されているが、調べると本種と同じものであった。 伊吹山のお花畑には多くの花が咲き、花だけ撮影していても楽しいが、葉の形や切れ込み具合の違いなどもチェックすると、さらに興味が増してくる。 同じ科の仲間の花 |
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