カワラボウフウ(河原防風)

Peucedanum terebinthaceum


カワラボウフウ

  • 科名・属名
  • : セリ科 カワラボウフウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜90cmの多年草。
     茎は直立し、上部で枝分かれする。
     葉は1〜2回3出複葉で、小葉は卵形で不規則な羽状に切れ込み、表面には光沢がある。葉柄の基部は鞘状になる。
     花はややまばらな複散形花序となり、花弁は白色。総苞片は0〜2個と少なく、小総苞片は数個で細い。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  山地の岩場

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月20日 北海道札幌市
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  この時期ならまだ花が見られると思っていたが、残念ながらアップしている写真は花が終わった状態のものである。
     その渓谷は札幌在住時代何度か訪れ、いくつも花との初出会いがあったが、その後情報収集すると見ていない植物も多数あった。
     多分その頃はなかったのではなく、目のつけ方が違っていたため見過ごしてしまったのだろう。同じ場所へ何度通っても新しい発見があるというのはそういうことではないかと思う。
     一度気づくと、早いうちに何とかしたいと思う。この花もそのうち花がアップできると思っている。

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葉