ミシマサイコ(三島西胡)

Bupleurum scorzonerifolium var. stenophyllum


ミシマサイコ1

  • 科名・属名
  • : セリ科 ミシマサイコ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     葉は長披針形〜線形で、長さ4〜15cm、幅0.5〜1.5cm。基部は細まる。
     花は枝先に小さな複散形花序を作り、黄色で小さな花を多数つける。
     総苞片や小総苞片は細くて短い。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  山野の草地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年7月25日 北九州市小倉南区
     中 2005年8月21日 愛知県新城市
     下 2004年7月25日 北九州市小倉南区

  • 撮影記

  •  サイコ(紫胡)というのは漢方薬の一つで、根に解熱や解毒作用があるというので掘り取られて激減している植物の一つである。
     確かに薬用の採取による減少はあるのかもしれないが、それよりも生育する草原の開発や手入れ放棄により環境が変わってしまったことが主たる減少の理由ではないだろうか。
     写真を見ると、上は葉の幅が広く、中の写真は極端に狭い。調べてみるとヒロハミシマサイコ(別名:キュウシュウサイコ、ツクシサイコ)(B.chinense)やホソバノミシマサイコ(B.angustissimum)という分類の考え方もあるようだ。上の写真は九州で、下の写真は蛇紋岩地で撮影したものなので、狭義の分類をすればそれにあたるのかもしれない。

    同じ科の仲間の花
ミシマサイコ2

花アップ