ミヤマセンキュウ(深山川弓)

Conioselinum filicinum


ミヤマセンキュウ1

  • 科名・属名
  • : セリ科 ミヤマセンキュウ属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの多年草。
     茎は上部で枝を分け、中空。
     葉は2〜3回3出羽状複葉、葉身はほぼ三角形で14〜25cm、小葉や裂片は深く切れ込み、先は尾状に伸びる。
     花は枝先に径6〜10cmの複散形花序となり、白色で小さな花を多数つける。小花序の苞は糸状で長い。
     果実は広卵形で平たい。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     亜高山〜高山帯の林縁や草地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年9月6日 長野県白馬岳
     中 2006年8月27日  同 上
     下・左右 2008年9月6日  同 上

  • 撮影記

  •  過去の撮影データからピックアップした写真は、どうも典型的な花ではなかった。
     そこで、この花の撮り直しを目的に、9月初旬白馬岳を訪れた。
     土曜日の朝にもかかわらず、白馬駅からのバスの乗客はわずか3人。この時期になると拍子抜けするほど登山客は少ない。おかげでゆっくり撮影できた。
     この花は、こんなにあったのかと思うほど沢山咲いていた。

    葉アップ

    同じ科の仲間の花
ミヤマセンキュウ2

花アップ