モミジチドメ(紅葉血止)Hydrocotyle batrachium |
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草丈10〜50cmの多年草。 茎は細く、匍匐性で、草丈の高い草地では、他の者に寄りかかって伸びる。 葉は円形〜卵形で、長さ1〜2.5cm、幅1〜3cm。3深裂し、裂片はさらに3裂する。葉柄は細く有毛。 花は葉腋からでた短い花柄の先に傘形花序に2〜3個つき、白色〜帯黄白色。 果実はやや円形で、径約0.8mm。 沖縄、本州(壱岐?) 原野、草地 2010年9月12日 沖縄県西表島 中、下左・花、下右・葉 同上 いつも牛が放牧されていて、仮に植物があったとしても食べられてしまっているだろうと、入る気も起きなかった牧草地。あちこちにある糞を除けながら入ると、思ったより多くの植物が生えていて驚かされた。 深く切れ込む葉が特徴のこの花、背丈の高い草にもたれかかるように伸び、中には50cm近い株もあった。 葉も花もできるだけよくわかるよう、周りの草をそっとずらそうとすると、軟弱な茎はすぐに倒れてしまい、なかなか都合のいい被写体になってくれない。 草の中でじっと身をかがめていると、暑さと草いきれであっという間に汗まみれ、撮り終えた時には全身びっしょりだった。 同じ科の仲間の花 |
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