ノラニンジン(野良人参)

Daucus carota


ノラニンジン1

  • 科名・属名
  • : セリ科 ニンジン属

  • 特徴

  •  草丈40〜200cmの一年〜多年草。帰化。
     茎は直立して枝を分け、粗い毛がある。
     葉は2〜3回羽状複葉で、小葉はさらに羽状深裂する。裂片には縁に細毛がある。
     花は枝先に密に複散形花序となり、花弁は白色で5個、中心部のものほど小さくなる。花序の基部には羽状に裂けた総苞片がある。

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ原産)  道端、荒地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月21日 北海道石狩郡
     中 1994年8月8日 北海道斜里郡
     下・花 2009年8月21日 北海道石狩郡

  • 撮影記

  •  撮影に向かう途中、空地や道路端で特徴あるこの花が各所に咲いていたので、帰りに撮影することにした。
     以前それらしい花は撮影していたものの自信が持てずアップしなかったのだ。  今度は一見してわかるようにと、細かく裂けた葉や、糸状の総苞片をまとった花をしっかり撮影した。
     ニンジン(人参)の名がつけられているが、根はニンジンのように太くならず、もちろん食用ではない。花がニンジンに似ているところから名付けられたのだろうが、セリ科の花は皆よく似ている。

    同じ科の仲間の花
ノラニンジン2

花