シャク(しゃく)

Anthriscus aemula


シャク

  • 科名・属名
  • : セリ科 シャク属

  • 特徴

  •  草丈70〜140cmの多年草。
     茎は上部で分枝する。
     葉は2回3出複葉で、長い葉柄があり、小葉は細かく切れ込む。
     花は枝先に複散形花序となり、花弁は白色で5個、うち外側の2個が大きい。
     果実は細長く、黒く熟す。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州
     山野のやや湿り気のある所

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年5月20日 兵庫県城崎郡

  • 撮影記

  •  春の終わりごろから夏の初めにかけ、山の沢沿いや林下などやや湿り気のある場所で、高さ1mにもなる茎の先に白い小さな花を咲かせている。
     よく群生していることが多いものの、取り立てて特徴のない植物なのでよく観察したことがなかった。
     そのせいで、花弁の外側2個が大きいという特徴ある花のアップを撮影しておらず、早速撮影リストにあげた。

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