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- 科名・属名 : セリ科 チドメグサ属
注.APG分類ではウコギ科、科名(ARALIACEAE)(属名以下同じ)
- 特徴 :
水辺に生える多年草。帰化。
葉は互生し円形で、径2〜5cm。葉柄は5〜10cm(水中では30cm以上)、縁には浅い鋸歯があり、表面は光沢がある。
花は葉腋から葉柄より短い花柄を出し、3〜7段輪生して小さな花を多数つけ、緑白色で5弁。
別名 タテバチドメグサ
- 分布・生育地 :
帰化(北アメリカ南部原産)(本州〜九州の西南暖地に帰化) (国外:南北アメリカ、オーストラリア、熱帯アフリカに帰化) 水辺や水中
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2011年5月19日 神奈川県川崎市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中上・花序 同 上 中下・花 2018年8月28日 東京都板橋区 下・葉 同 上
- 撮影記 :
川崎市のある親水公園を歩いていると、水辺に大きな葉のチドメグサが群生しているのが目に入った。つい先日図鑑で見たばかりのこの花だった。
もともと観賞用に輸入されたものが逸出帰化したらしいが、こんなところでも大繁殖しているとは。
こういうものは自然界に逃げ出さないようしっかり管理しないと、カミツキガメのように大繁殖し生態系を大きく狂わせてしまう危険がある。
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