ウマノミツバ(馬の三つ葉)Sanicula chinensis |
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草丈30〜120cmの多年草。 茎は直立し、分枝する。 葉は、根出葉、茎葉ともに3全裂し、側小葉はさらに2深裂する。下部の葉には長い葉柄が、上部の茎葉にも短い柄がある。 花は茎の先に小散形花序となり、やや緑色を帯びた白色の両性花と雄花を混生する。 果実は卵形で長さ3〜4.5mm、かぎ状の刺毛が密生する。 日本全土 山地の林下 2003年6月22日 長野県上伊那郡 下 1996年6月22日 東京都高尾山 春の花が咲き終わり、新緑もすっかり落ち着いた5月〜6月の低山は、樹の花はいろいろと見られるものの、林下の草本には見るべき花が少ない。 そのうえ、日によっては30度を超えて蒸し暑さも増し、何となく足が遠のく。とはいってもこの時期しか見られない花もいくつかあり、たまには近くの山へ出かけて見る。 蒸し暑さに閉口しながら歩く道端に、背景の緑に溶け込むように目立たないこの花が咲いていた。 同じ科の仲間の花 |